意外に身体が弱くて、よく「モヤシ」と言われるわたしです。

まあ、体質的に「気虚」ってやつで、エネルギー不足の上に循環させるのが下手なのです。
真冬うまれのせいか暑さと湿気が特に苦手で、真夏はいつも体調不良だったりします。

そんな「モヤシ」が育てた、もやし。
そもそもは魚柄仁之助さんの本で知った「自分で育てるもやし」です。

作り方…というか、育て方は至ってかんたん!

蓋付きの容器を用意して皮付きの緑豆を適当に入れ、一晩、水につけます。
翌朝に水を切ったら、容器に蓋をしたまま直射日光が来ない、涼しくて風通しの良いところでほっておきます。
1日に1回、夏場なら2回、水でざっとすすいであげて、水を切ったらまたほったらかし。

わたしはひとり用の小さな蓋付き土鍋を使っていますが、もちろん、ボウルに蓋をあつらえてもOKです。
光が入らないようにするのが大事なポイント。

そうすると…夏場は3日くらい、冬場でも5日くらいで緑豆が発芽して根っこがのび、もやしになります。
好みの感じになったら、それ以上に育たないよう冷蔵庫に移して、さっさと食べます。

緑豆の皮はそのままでも問題ないですが、そのままだと食べる時に口当たりが悪く、痛みやすくもなるので、わたしは毎日のすすぎの時にちまちまと手作業で外します。

根っこがくるくると曲がっていて市販のもやしとは違う姿ですが、味が濃くて美味しいのです。

以前に近所のスーパーで、そしてタイで見かけた「オーガニックもやし」はこんな姿でしたし、なんと言っても無漂白で新鮮!
炒め物でいただくのもいいですが、わたしはこのときとばかり麺類(ラーメンやフォー)を作り、トッピングして生のままいただきます。

根っこはシャキシャキ、豆の部分は歯ごたえが残っていて、美味しい!

大豆やひよこ豆の発芽は管理が結構に難しいですが、緑豆はすぐいけるのでおすすめです。