玉子とネギの、シンプルなチャーハン。

…でも、ちょっとふつうじゃないのです!
具は見てのとおり、玉子とネギ、味付けは塩胡椒とお醤油少々。

実はこのチャーハン、ごはんが隠しネタ!
このごはんは「カオマンガイを作ったときに多めに作っておいたもの」なんです。

つまり、ごはんの段階でカオマンガイの旨味がたっぷり!!

カオ=ごはん、マン=脂、ガイ=鶏…の名前があらわすように、カオマンガイのごはんは鶏の脂とスープをたっぷりと吸った、美味しいごはんです。
それをわざと多く作っておいて、後日にチャーハンで楽しむ…という、ダブル技なのでした。

しかも、お米はチャーハンに最適のジャスミンライス。
最初から鶏の脂でパラパラしてるので、ほぐれたらもう大丈夫。

わたしは「おうちチャーハン」のコツのひとつは「温かいごはんを使うこと」だと思ってます。

家庭の火力だと冷ごはんを一気にあたため、かつ具材と一緒に炒めほぐすのはかなり難しく、逆に温度差で湿気(水)が出てベチャベチャになってしまうからです。

中華鍋も返す必要はなく、大きな鉄板だと思ってヘラで動かしていくと上手く行きます。

わたしは鉄の中華鍋使用で、溶き玉子とごはんを混ぜない派。
油多めで作った半熟玉子にごはんを投入して作ります。

チャーハンは実にいろんなやり方があるので、個々人ごとの作り方の記事を読むのも好きだったりします。