出汁を入れた卵液を油多めで焼いてふんわりさせた、たまご焼きです。

あえて巻かないで、ふわふわの形のままにして仕上げます。
かつお節と小口に刻んだネギを散らして、スプーンですくっていただくのです。

というのも出汁を多めに入れているので、たまごが崩れやすいから。
食べたとき、薄い味付けの出汁を「じゅわっ」と感じてもらえるくらいに入れてます。

だし巻き卵の卵液を巻かずに焼いただけなので、たまご焼きの形をした茶碗蒸しっぽい感じとでもいえばいいのか…。

でも、具は何も入ってません。
最後にトッピングしたかつお節とネギだけ。

確か、おすましの残りの出汁を入れて作ったのが美味しくて、定番になったもののはず。

で、このふわふわたまご。
ごはんにのせて丼仕立てにすると、すご〜く幸せになれるのです。
卵大好きな友人が、うなりながら食べていたくらいw

写真の量で、卵3個くらい、お出汁(かつお昆布出汁)は1/4カップくらい入れたと思います。
味付けは基本、塩だけ。
お醤油は使わないか、薄口をほんの少し。

甘いのが嫌いなので、甘みもなし。
お酒を少しだけ使った記憶があります。

焼くときは油多めで。
お好みで、少しごま油を足しても香りよく仕上がります。

卵液を鍋に入れたら、あとはざっくり大きくかき回す程度で、好きなかたさになったらできあがり。
わたしは予熱も見て、半熟ちょっとすぎくらいで終わりにしちゃいます。

火は弱めの中火くらいで、焼き目をつけないように、強火は使いません。
仕上がりが黄色いほうが可愛いのでw

なにかほしいな、の一品に。
もちろん、卵好きさんはメインの丼でどうぞ!