Instagramで見かけた、美しい色合いのピクルス。

料理家の長尾智子さんが作られた、カリフラワーとブルーベリーのピクルスでした。
特にレシピは書いてなかったけれど、紫のカリフラワーを使っている、とのコメントが。

その美しい薄紫は、カリフラワーとブルーベリーのアントシアニンから来ているものに違いありません。
何より、カリフラワーとブルーベリーという組み合わせが面白くて、「作ってみたい」と思わせるものでした。

その写真を観てからしばらくして、マーケットで出会った紫のカリフラワー。
思わず手にとって、買いました。

別のファームでブルーベリーも出ていたので、これはもうやってみるしかない、と思って作ったのでした。
レシピはいつもの自分のやり方で。

果物が入るピクルスなので、シナモンに八角にカルダモンに…と、甘い香りを付ける感じでまとめて。

作りたてのピクルス液には、まだ何の色もついていませんでしたが、お酢の作用で一晩もたてばきれいな色に変わっていました。

長尾さんが作られた薄紫のものより、だいぶ色が出てしまって、マゼンタになってしまいましたが…。

少し甘めの味付けも、この組み合わせには良かったようです。
きゅうりと人参のピクルスと一緒に出せば、三者三様に違う色合いで、お皿がにぎやかに。

長尾さんによると、ビーツを使ってもいいそうです。
確かに、それもきれいなピンクになりそうです!

ブルーベリーはもう終わってしまったけど、冷蔵庫にあるビーツを使って、また作ってみようかな…。