アメリカにいると、出会う確率が高いもののひとつが、コールスロー。

揚げ物に、ハンバーガーに、グリルしたお肉や魚介に、サンドイッチに…アメリカンフードでは定番の付け合せだからです。
とはいえ、わたしは外食で「美味しい」と思うものにあたったことがありません。

なんでかと言うと…「甘い」から。

アメリカのマヨネーズには砂糖が入っているのですが、それに加えてさらに甘く味付けすることがほとんどなので、甘いものが苦手なわたしは、どうしても「美味しい」と思えないのです。

キャベツに人参、時にはコーン、玉ねぎ、きゅうりが一緒…の組み合わせは定番とも言えるし、ハズレのない組み合わせなんですが…。

いかんせん、そこにからむドレッシングが甘い!甘すぎる!!
野菜の甘さが打ち消されて、ぼんやりと甘いなにかになってしまう!!!

もちろん個人的な感想だし、定番の付け合せということは、大多数のアメリカ人は「美味しい」と思う味付けなのでしょう。

でも、コールスロー自体は、ドレッシングの味が好きではないだけで、サラダとしては好き。
時々、無性に食べたくなったりもします。

というわけで、自分で作るときは砂糖を使っていないマヨネーズを風味づけに使って、あとはお酢や塩胡椒でキリッとした味にします。

野菜は事前に塩もみして水分を出しておけば、水っぽくなることもありません。
少しクタッとした野菜にからむ、軽いマヨネーズ味のソースは、辛いもののお供には最適!

「いなわら亭」の定番には、カレー味のコールスローもあるのですが、これはどなたにも好評をいただける名レシピ。パーティに持ち寄っても喜ばれる一品なので、いずれレシピを書きますね。

赤キャベツを使った、きれいな色合いのコールスローのレシピはこちら
マヨネーズ味ではなくて、オリーブオイル、お酢、マスタードのみのシンプルなもの。
でも「ちょっとした隠し味」で意外な味わいになります。ぜひお試しを!