小学校の調理実習でいちばん最初に作ったものは、青菜の炒めものとゆで玉子でした。

確か小松菜を炒めた…と記憶してます。
ゆで玉子はもう、そのまんまです。

ほうれん草は下ゆでが要るし、アクがすくなくて値段もお手頃な小松菜は「はじめての調理実習」には向いてますね。

家庭科室で、その日の給食と一緒に食べる炒めものとゆで玉子。
どっちも味付けは塩だけなんですが、なんだか特別な感じで妙に嬉しかったのを覚えてます。

今は、シンプルな炒めものとはいえ、ニンニクを入れたり、生姜を入れたり…。
味付けもお醤油やらナンプラーやら…それなりに凝ったものを作りますが、総じてシンプルに作るのが好きです。

最近は細川亜衣さんの本で知った「カネコ式」で炒めるのが好きで、ニンニクをさっと炒めたら青菜をドーンと入れて、かさが半分に減るまで強火のままで動かしません。
半分になったら、ヘラで上下を返します。

全体がしんなりしたら真ん中をドーナツみたいに開けます。
そこへ調味料を入れ、焼き付けながらサッと味付けしておしまいです。塩味なら、全体にパラパラっとふって、まぜるだけ。

今日の青菜はブロッコリー・ラブ。
少しの苦味が菜の花に似ている、アブラナ科の野菜です。

実は、インドカレーのサグに使う葉っぱは、ほうれん草ではなくてこのブロッコリー・ラブ。
インド系のスーパーでも売ってるんですよ〜。

シンプルな炒めもの、上手にできると嬉しいですよね!!