マーケットには引き続き、盛夏の象徴みたいなコーンがいっぱい出ています。

サラダにしたり、スープにしたりしますが、わが家は支配人の事情があって丸かぶり禁止なので、基本的には芯から粒を離して料理します。

ファームによっても甘さが違うので、食べ比べるのも面白い。

わが家はあまりにも甘いものではなく、そこそこ青くさくて野菜っぽいのが好みです。

今回は、生のコーンからつぶをこそげて、炊き込みごはんにしました。
芯を一緒に炊き込んで、そこから出る出汁で味わう「まるごととうもろこしごはん」です。

炊きあがったごはんはなんとも可愛い、黄色と白のコントラスト。
ふわっとあがる香りもよく、思わず「夏だねえ」なんて言ってしまいます。

味付けはシンプルな塩だけですが、今回は仕上がりにバターを落として混ぜ込みました。
お椀によそったら、乳製品と相性のいい白胡椒をガリガリっと挽きかけてできあがり。

プリッとしたコーンと、炊きたてごはんのやわらかい粒。
色味だけじゃなくて、食感にもコントラストがあって、楽しいごはんでした。