きれいな色の白菜。葉っぱが赤っぽい紫です。

スーパーマーケットで売っていた白っぽい黄緑の白菜の山の中に、ポンッと現れた、紫。
一瞬、赤キャベツが置いてあるのかと思ったのですが、近づいてみたら白菜でした!!

オレンジ色の白菜があるのは知ってるんですが(まだ見たことはないです)、紫とは!

色味の感じを見ると、赤玉ねぎや赤キャベツと同じ、アントシアニン系の色素のようです。
お酢(クエン酸)できれいに溶け出す、あれですね。

そういえば、カリフラワーにも紫のものがありましたっけ。
最近はこの「白・オレンジ・紫」が野菜の世界の流行りなのかもしれません。

早速、買って帰って割ってみたら、中まできれいな紫でした。

このアントシアニンは、火を通すと色が抜けてしまって茶色っぽくなってしまうので、生で食べるのが一番きれいな状態を楽しめます。

なので、わたしはこの白菜で白菜漬けをやってみました。
酸味が出るまでしっかり漬けるのが好きなので、ちょうどいいかな、と思って。

実際にできあがった白菜漬けは、青みがかったピンクの、きれいなもの。

お客様に出すタイミングがなく、わが家で食べてしまいましたが、ちょっと説明しないと、見ただけではビックリするだろうな…という色でした。

お味は普通の白菜とまったく同じです。

あれきり見かけることはないのですが、また出会ったら、ぜひ買ってみたいと思ってます。