缶詰ではなく、生のビーツを下ごしらえして作ったボルシチ。
火を入れると色があせてしまうので、食べるごとに刻んだビーツを入れて温め直します。
作ったその日は、サワークリーム代わりのクレーム・フレッシュをたっぷり入れていただきました。
わたしのボルシチは、豚バラ肉を使う「ウクライナ風」のようです。
ずいぶん昔に「暮しの手帖」で覚えたレシピをそのまま使っています。
二日目のお昼には、ここにショートパスタ(フジッリを使いました)を入れて、スープパスタ風にしてみました。
現地ではお豆を入れたり、ピエロギを入れたり、はたまたすいとんのように小麦粉を練った生地を落とすこともあるということで、意外にも自由度があって、お土地柄が出る料理のようでした。
なので、パスタを入れてみるのも悪くないのでは…という発想です。
パスタはスープに直入れして火を通したので、ビーツの煮汁でピンクに染まっています。
仕上げには、おろしたチーズとディルを刻んだものをたっぷりと。いただくときにちょっと強めに黒胡椒をあたると、これもまたいい感じです。
キャベツ、人参、玉ねぎ、じゃがいも、セロリ、ビーツ、トマト…野菜たっぷりのスープにパスタも入っているので、この日はサラダを添えただけでおしまいにしました。
パスタだけではなく、ときにはごはんにかけて「スープかけごはん」にしてしまうこともあります!
スープをたっぷり作ったときの、お楽しみです。