トマトソースがベースの、ちょっと変わったパスタです。

実は、ジェイミーのレシピを「記憶レシピ」で作っていますw

スライスしたフェンネル(株の部分)とサラミ(わたしはソプラサーダを使いました)が具材で、最後にフェンネルトップ(葉っぱの部分)と炒めたパン粉をトッピングします。

このときはアルグラ(ルッコラ)も手元にあったので、ちぎってのせました。

フェンネルに火を入れてパスタにするのはジェイミーがよくやるレシピなのですが、最初にレシピを読んだときは、いったいどんな味になるのかがまったく想像できませんでした。

でも、アメリカ在住になってからよく見かけるようになったフェンネルを使ってみたいと思っていたので、挑戦することにしたのです。
ベースがトマトですし、そんなに大きく外すこともないだろう…と思って。

できあがってみたらこれがすっごく美味しくて、今は本を見なくとも「記憶レシピ」で作れるくらいに、何度も作ってきました。

トマトの酸味に、フェンネルの甘い香りとサラミの香味がよく合います。
考えてみたら、サラミはフェンネル(シード)を使ってることが多いですから、実は意外でもないレシピですね。

パン粉はオリーブオイルで炒めておき、軽く塩胡椒して使います。
このカリカリとした食感がパスタとからむと面白くて、ちょっとよそ行きの雰囲気にもなります。

炒めパン粉は、スープにのせたりしても面白いです。
カリカリになるまで焦がさないよう、ゆっくりと炒めてください!

実は「好き」ってお声をよく聞くポテトサラダ、いろんなレシピがありますね!

きゅうり、人参、玉ねぎ、コーン…野菜類に加え、ハム、ソーセージなどの肉類、はたまたツナやマカロニ。
一緒に入っている具材も、作り手によっていろいろです。

子どものころ、わたしの母が時おり作ったポテトサラダは、炒めたベーコンと玉ねぎだけ…というシンプルなものでした。

人参やきゅうりやハムが入った、いわゆる「ポテトサラダ」でイメージされるものは、出てきたことがありません。
味付けは確かにマヨネーズなのですが、ちょっとお酢がきいていて、やや酸っぱめでした。

そこに粗挽きの黒胡椒をかけていただきます。
小さなころは黒胡椒はかけてありませんでしたが、小学校の中学年にもなると、しっかりかかっていました。

自分で作るときは「人参・きゅうり・ハムかベーコン」、味付けは「マヨネーズ・お酢・マスタード」で作ることが多いですが、「母のポテサラ」は支配人が大好きなので、こちらもよく作ります。

そして「母のポテサラ」へさらに工夫がくわわったのが、この「ポテから」。

名前の通り、半分が「おから」なんです。

元は魚柄仁之助さんの本からです。
おからの利用法として紹介されていました。

じゃがいもが半分になるので、炭水化物がおさえられるのもいいところです。

作り方は、普通のポテサラと同じ。
味付けするときに、おからを混ぜ込むだけです。

しっとりが好きなら生おから、サラッとしたのが好きならおからを軽く炒って使います。

おからのにおいは、マヨネーズやマスタードを使うと、ほとんど気になりません。
お伝えするまで、おからの正体がわからないで召し上がる方もいます。

もちろん、半々ではなく、一部をおからにするのもありです。

この「ポテから」のときには、いろいろと具材が入るより、シンプルな「玉ねぎ&ベーコン」が合うように思います。

マッシュポテトにおからを入れる技は、コロッケにも使えますね!
生おからが手に入ったら、ぜひやってみてください。

ただし、生おからはものすごく足がはやいので、買いたてをすぐに使ってくださいね。

使いのこしは冷凍もできます。
卯の花や和え物の和え衣はもちろん、ドレッシングに使ったり、お味噌汁やシチューに入れても面白いですよ。

食べきるつもりだったステーキ肉が、ちょっとだけ残ってしまった…。

そんなときは、どうします?
炒めものに使う、スープを取る、サラダにのせる…。

どれもあり!!!

でも、わたしがよくやるのは、タイの牛肉サラダ「ヤム・ヌア」です。
正確なものではないけれど、美味しいから問題なし!

必要なのは、レモン(ライムならなおよし)、ナンプラー、パクチー、玉ねぎ、生唐辛子(なければ豆板醤や甘くないチリソースや、一味唐辛子でもOK)、きゅうりやセロリの葉っぱなどの青もの。
ほかに、トマトがあればぜひ!

最初の4つ(玉ねぎまで)は必須です。
辛くしたくなければ唐辛子を入れなければいいし、辛くしたいけど生唐辛子がない場合は、豆板醤や甘くないチリソース、はたまた一味を使うといいです。

辛味代用品のおすすめは一味。七味は他の香りがまざるのでNGです。

では。
残ったステーキは常温に戻して(室温に30分〜放置)、できるだけ薄く切ります。
玉ねぎもごく薄切り(スライサーを使ってOK、手に気をつけて!)にして、辛味が気になる方は水にさらしてからよく水気を切ってください。

唐辛子は生でしたら、薄い小口にきざみます。

パクチーはざく切り、青ものは食べやすいように切るかちぎるかします。
トマトは食べやすい大きさに切ります。
これはスライスでも、乱切りでも。チェリートマトなら半割がいいです。

ここまでが「あえる材料」です。

大きめの、材料が全部入るボウルにレモン(またはライム)を絞り(必要量はあえる材料の量で変わります)、辛味を足します。
そこへナンプラーをひとまわし。
あえるための材料をぜんぶ入れ、手で返しつつ、材料を軽くもみながら、なじませていきます。

いい感じで全体が馴染んだら味見をします。
塩気が足りなければナンプラーを、酸味がほしければレモン(またはライム)を。
辛味は食べるときに足せるので、ここではあまり気にしなくてもいいです。

甘いのが好きな方は、ココナッツシュガーやメープルシロップを少し足すといいです。
酸味が和らいで、コクのある味になります。甘みを使わない場合は、すっきりとシャープな味に。

味がまとまったらできあがり。
辛味を足したいときは、食べるときに好きなものを足してください(これもタイ式)。

ナンプラー+酸味+辛味、で味付けすれば、タイ風になるんだなーっというくらい、ゆる〜いレシピです。
でも、ステーキの残りを食べるのにはちょっと目新しいし、具材を増やすことで満足感もあります。

意外と、お肉が少なくても大丈夫ですよ!
BBQで残った「焼いてあるお肉」をいただくのにも、役立ちます。残ったローストビーフでもできますよ!

コツは、お肉を常温まで戻しておくこと。
冷たいままだと、薄くは切れるんですが、野菜と馴染みにくいのです。

薄く切ってからラップをして常温におき、戻すのもアリです!

日本から持って帰ってきた明太子。

解凍してしまっているので、どんどん食べていかなくちゃいけません。
いちばん最初はパスタだけれど、それだけではちょっと…ということで、今回やってみてハマったのが、この「糸こんにゃくと明太子の炒め煮」。

ごま油で食べやすい長さに切った糸こんにゃくをしっかりと炒め(全体からブクブクと泡が出るまで、中火で炒めます)、そこへ皮から出しておいた明太子を入れ、お酒を入れて全体にまぶすようによく混ぜます。

味付けは薄口醤油。
明太子にすでに味があるので、塩気は足さなくてもいいです。

場合によっては、薄口醤油も要らないくらい。
全体がよく混ざってしっとりしてきたら、できあがり。

温かい状態でいただいても、冷蔵庫でなじませてから冷たいのをいただいても、どっちも美味しいです。

明太子の量が多いと、かなりいい感じになります。
一袋の糸こんにゃく半分でひと腹、豪快に使いました!

今までは「ふ〜ん」という感じでこの料理に興味を持ってくれなかった支配人が、あえてリクエストするくらいのお味になりました。

ツルツルプチプチ、食感が楽しいことこの上なし。
お酒のつまみはもちろん、水気が出ないので、おべんとうにもむいてるんじゃないかと思います。

たらこでも同じように作れますので、ひと腹あったら、ぜひ!

さて、帰国編も済みましたので、また「日ごろ」に戻ります。

きょうのこのお料理、すごく簡単に作れて日持ちします!
れんこんをスライサーで薄くスライスして(厚さはお好みですが、薄めのほうが美味しいです)、水にさらします。

れんこんの皮は、きれいでしたらぜひそのままで。
汚れていたら、ピーラーでむいてからスライスするといいです。

その間に蒸し器を準備して、湯気があがったところにれんこんをできるだけ重ならないようにセット。
れんこんが半透明になるまで、数分、強火で蒸します。

れんこんがいい具合に半透明になったら、熱々のままボウルにあけて、太白油(白ごま油)・塩少々・お酢適量で和えます。
仕上げに唐辛子をお好きなだけ混ぜてあげます。

冷めたら食べごろです。

唐辛子は一味を使ってもいいですが、わたしは香りが良くて辛味がおだやかな、韓国唐辛子の粗挽きを使います。
ごま油も、黒いほうを使えばコクが出るので、これもまた美味しいです。

何かもう一品…のときに役に立つので、れんこんを手にするとつい、作る料理です。
実はお酒のアテのアクセントにも役立ちます。

冷蔵庫では3〜4日もつので、お漬物代わりにしたり、おべんとうの片隅にいれたり、はたまた刻んでごはんに混ぜて混ぜずしのようにしてみたり、他の野菜と一緒に別の和え物にしてみたり。

味付けがシンプルなのに歯ごたえがあるので、アクセントにちょうどいいのです。
色んなものと一緒になってくれますよ〜!

帰国するときは、最後のランチで必ず立ち寄るお店があります。

でも、今回の帰国ではお店側のお休みと合わなくて、お店にはいけませんでした。
帰国日の夜から営業、というギリギリで間に合わなかったのがなんとも悔しい!!

でも、いつも懇意にしていただいている大将にものすごいワガママをきいていただき、空港へ向かう電車のなかでいただくおべんとうと、いつもお願いしている持ち帰りの巻き寿司を用意していただきました。

持ち帰りの巻き寿司は、預け入れ荷物の中に保冷剤と一緒に入れて、帰国したらいただくのです。

時間はもうお昼をかなり回ってます。
乗り込んだ成田エクスプレスでおべんとうを広げることにしました。

「おべんとう」という感じから、勝手にお稲荷さんと巻き寿司のようなものを予想していたのですが、見事に裏切られました!

わたしの膝の上に出てきたそれは、立派な握りの折り詰めべんとうだったのです。
しかも、光り物と貝類が大好きなわたしたちの好みをしっかりと反映させてくださった、特製です。

巻物はわたしが大好きで、必ず最後にお願いするかっぱ巻。
そして、よ〜く見たら、白魚の軍艦まで!!

こんなに美しい折り詰めは、初めていただきました。

お味はもちろん申し分なし。
大将の前でカウンターに座っていただく気分で、丁寧に味わいました。

連休後の仕込みで大忙しの中、こんな心づくしをいただけたこと、絶対に忘れられないです。
心から感謝するとともに、海の向こうからでも熱烈に応援します!!

しかもこのおべんとう、一緒にお店に行った友人がわたしたちの知らぬ間に支払って、ごちそうしてくれたのです。
本当にありがとう、今度はこっちの番だからね!!

大好きな「ほどがや千成鮨」さん。
しばらくのお別れになりますが…また帰国したら、たっぷり楽しみに行きます。
それまでどうか、お元気で!

日本に滞在する時間は、思ったよりずっと短いです。

帰国前には「数週間だもの、たっぷり時間はある」なんて思っているのですが、実際はあっという間。
会いたかったひと、やりたかったこと、買いたかったもの、観たかったもの…どれも「究極の選択」くらいに絞らないと、時間が本当に足りません。

食べるものはなおさらです。
1日1回のメインの他は、おつまみのようなものしか入らないので、選ぶときは真剣そのものです!

そんなわたしと支配人が、ちょっと無理やりに時間を作って食べに行くのがこのラーメン。
「九州じゃんがららあめん」の「こぼんしゃん」です。

その昔、まだ日本にいたころに支配人とよく食べに行った「なつかしの味」。
そのころはふたりとも若さにまかせて仕事をこなして、ストレス満載&ボロボロになってました。

今ほどラーメンはブームではなかったけど、遅くまでやっていて、ストレス発散になる「ガツンとした美味しいもの」を食べられるお店があるのは、ありがたかったです。

普段は糖質制限が〜、グルテンが〜、と言っているわたしと支配人も、これを食べるときはチートします。

とはいえ「全部入り」はさすがにもう無理なので、わたしはいつも「角肉のせ・ネギまし・明太子ごはん(ごはん少なめ)」。

本当は麺も少なめにしたいのですがオーダーを受けてもらえないので、「替え玉をしたいけど、全部は無理」という支配人に、麺を最初に1/3、譲ります。

わたしは角肉をおかずにしたり、スープにごはんをひたしたりしたいので、ごはんは必須。
支配人に麺を譲ることで、スープは少し残してしまうものの、なんとか完食できます。

お腹はパンパンになりますが、こうしてなつかしの「ガツン」を味わうのが、帰国時の楽しみです。

再び、キッチンをお借りしてのシンプル料理。

前日にごちそうしていただいた手作りの美味しい焼き餃子の食べ残しと、先日のイベントの作業で出た「豚肉のゆで汁」を合体させて、餃子スープを作りました。

ゆで汁のゴミをこして、お醤油と塩で味を整えたら、餃子をゆっくりと温めてあげるだけ。
餃子の皮がくったりして、いい感じの香りがしてきたら火を止めます。

薬味をのせて、風味付けにラー油をちょっとたらしたら、それでおしまい。

家の残り物で誰でもやっていそうなこれこそが「気抜けごはん」という感じで好ましいです。
ちょっと寒い日だったので、すごく嬉しい一品でした。

お夕飯ですが、わたしは食べるとしても、いつもこのくらいの量です(食べない日もあります)。

キッチンの本当の主は、この日は外食でお出かけ。
なので、支配人とふたりでこの「お勝手スープ」をいただきました。

時々、餃子の皮が脱げてしまったりもするけど、それもまた楽しいです。

焼き餃子もゆで汁もなくなって、冷蔵庫の棚もスッキリ。
お腹がちょっとおちついたら、晩酌にビールをいただくことにします。

旅先でお台所を借りられるのは、幸せです。

短期の旅の間はお台所がないのでなんらかの形で外食になるうえ、会う人から歓待を受けたり、友だちと呑みに出たりして、ごちそうも続きがち。

「日本ならではのごちそう」はすごく嬉しいけれど、毎日では身体が疲れます。

そんなときにいただきたいのは、やっぱり家庭料理。
いわゆる「日常食」です。

この日は、お台所をお借りできたうえ「好きなものを使ってね」という持ち主のお言葉に甘えて、シンプルなごはんを作りました。

シンプルではあるんですが、実は好きなものばかりを並べてある「お勝手ごはん」なんです!

いわしのみりん干しは、わたしの母のお手製。
しらす干しとしゃぶしゃぶスライスのお肉は、自分で食べたくて買ってきました。お肉に添えたのは、イベントで使った残りのかぼすです。

そこに、冷蔵庫の野菜を拝借して薬味とお味噌汁の具にしました。
お味噌汁は、ネギの余ったところと白菜の外葉です。

炊きたてのごはんでいただくシンプルなごはんは、身体にも心にも優しくて、とってもありがたかったです。

「日常食」の大切さとありがたみを、改めて感じました。

「初女さんのおむすび」に、色とりどりのおかず。

自家製味噌の香りがぷ〜んとただよう、できたてのお味噌汁もついた、素敵なおべんとう。
作ってくれたのは「理恵姉ちゃん」こと、青木理恵さん

もう長いことお世話になっていて、最初は「理恵さん」とお呼びしていたのですが、そのうち「理恵姉ちゃん」になってしまいました。

国際コーチング連盟の最高峰資格者・MCCとして、日々たくさんの方とのコーチング・セッションと独自のメソッド「りえずむ塾」の運営に勤しむ姉ちゃんは、超多忙。
それなのに一日中ずっと笑顔でたくさんの用事をこなし、自分の楽しみも忘れないという、素敵な女性なのです。

この日も、仕事の前に朝早くからおべんとうの準備をしてくれていました。
ゆったりと音楽をかけながら手際よくお料理する姿は、とっても暖かくて素敵です。

わたしと支配人は翌日のイベントのための仕入れで出かけたのですが、戻ってきた時にはもう、きれいに盛り付けられた多彩なおかずができあがっていました。
理恵姉ちゃんはわたしたちが出かけている間、自分の仕事もしていたのに!!

そして、姉ちゃんがお味噌汁を仕上げながらおむすびを作るのを手伝ったら、あっという間におべんとうが完成!!!

その手際の良さたるや、数十年の海外生活と子育てで磨かれたスキルそのものです。
何事もゆっくりのんびりになってしまうわたしとは大違い!

どれも丁寧に優しく作られていて、滋養たっぷりのお味。
しかも、少食のわたしと支配人には小さめのおむすびを作ってくれる、その心配り。

「何も特別なものはないのよ〜」と言う姉ちゃんですが…。
これだけ手をかけてもらった食事はどう考えたって特別だし、とってもありがたいです。

理恵姉ちゃんにはいつもこうして、気づきのある心配りやおもてなしというものを見せていただいています。

気持ちがスッと新たになる、気合の入るおべんとうでした!
ごちそうさまでした!!