誰にでもあるだろう、なつかしの味。

子どもの頃によく食卓にでてきたもの、親戚のうちで食べさせてもらったもの、特別な日だけ食べたもの…。
外食のときの何かかもしれないし、給食で大好きだった何かかもしれない。

今回のこれは、支配人の「なつかしの味」。

休日の朝ごはんによく食べたという、玉子とベーコンを炒めたものです。
お相手はやっぱり、パン。

作ってほしいと言われて「どういうものなのか」を聞き取りしたところ、ベーコンエッグではなく、スクランブルに炒めたベーコンが入ってる、ということでした。

一般家庭の休日の朝。
子どもが食事を待っているときに作るとなったら、ベーコンを炒めて脇によけて玉子を別に火を通して…なんていうのはちょっと手間かなあ…と考えて、全部いっしょに作ることにしました。

要は、ベーコンを端っこがカリッと、でもまだ柔らかさが残るくらい(つまり「カリカリ」ではない状態)に炒めたところに、とき玉子を回し入れて全体を混ぜてしまう、ちょっと「ズボラ」な方法です。

油はベーコンから出てきたもので十分。
味付けもシンプルに塩を少しだけで、仕上がりに白胡椒をガリガリします。

玉子はトロリ感を残して、半熟をちょっと過ぎたところで。

お皿にあえてざっくりと盛ってパンを添えて出したところ、まさにこれでドンピシャだったようです。

スライスしたグルテンフリーパンにのせて食べてもいいし、そのままを楽しんでもいいし。
好きに食べることができるのも、こういうメニューのいいところ。

支配人には大満足していただけました!

こんなふうな気のおけない「おうちのごはん」は、わたしも大好きです。
支配人にとっては「今日はお休みだ〜」っていう気持ちの盛り上がりとリンクして、記憶に残ったのかも。

美味しかったです!