心づくしの野菜寿司
珍しく、お呼ばれしてきました。
いつもお世話になっているマスター・コーチにして、青木山荘の女主人・青木理恵さんがお嬢さんを訪ねて来NYされたのです。
わたしと支配人はお嬢さんとも友人ということで、お嬢さんが昨年、引っ越された新居に招待していただいたのでした。
「美味しいもの作るから来てね!」
…なーんて誘われたら、行っちゃいますよね〜。
お嬢さんと、同居中のフィアンセが戻ってからお夕飯…ということで、わたしたちは先に近所のバーでちょっとクラフトビールを嗜み、いろんなことを話しました。
そして席についてびっくり、理恵さんは「習ってきたばかり」という、宮本しばにさんのお料理を再現してくれたのです。
しかも、NYでは手に入りにくい食材は日本から持ち込み、朝はユニオンスクエアまで買い出しに行ってくださった!!
しばにさんのレシピによる、豆腐の和グラタン、春キャベツの美味しい炒めもの、蕎麦サラダ…。
グリーンマーケットで買って来てくださった、大きな帆立のカルパッチョに、出回り始めたばかりの苺を使ったサラダ。
もちろん、ワインもメニューに合わせて。
まさに心づくしのコースでした。
中でも印象に残ったのは、手ずから仕込まれた「八重桜の塩漬け」をのせた野菜寿司。
可愛いお寿司の下に敷いてある笹の葉は、日本から持ち込んでくださったものです。
鎌倉の古民家に住み、いつも昔から伝わる和の心を生活に活かすことを精進していらっしゃる理恵さんの、優しい美意識が感じられました。
美味しかったです!!!!
楽しい時間と心づくしをありがとうございました!