滋養のたまご粥
お腹をひどく壊してしまい、食欲までなくなってしまいました。
もともとお腹が弱いこともあって、うっかりと壊してしまうことはよくあるけど、食欲がピタッとなくなってしまうのは珍しいです。
食べたくないものは仕方がないので、お腹が鳴るまで食べないことにしました。
とはいえ、水分とミネラルはとらないとね…ということで、常温の水にレモンを絞り、ミネラルたっぷりの粗塩を入れたものをちびちびと飲むことに。
それでも、支配人の食事はちゃんと作ります。
せっかくだから、支配人の好物を作ってみました。
食べられないけれど一緒に食卓について、支配人の食事を見守りつつ話をします。
食べてくれるひとが喜んでくれたら、嬉しさでしんどいのも忘れられます。
夕方も近くになってようやくお腹が鳴ったので「ここはやっぱり病人食でしょう」と、一人前の土鍋でお粥を炊きました。
具合が悪いときには、お米を食べるようにしてるのです。
なんだか、いちばん自分の身体にエネルギーが行き渡る気がするからです。
今日は特に念入りに、柔らかいを通り越してトロトロまで煮込んだお粥に溶き玉子を入れてふんわりさせて、さらにトロトロにしてみました。これならお腹に優しそうでしょw
風味が少し欲しいので、ネギを細かく刻んだものをのせてから、お醤油をひとまわし。
熱々を小さなスプーンで少しずつ、いただきました。
かつて、具合が悪かったわたしに小さな絵付きのお椀でおじやを少しずつ食べさせてくれた母のことを、なんとなく思い出しながら。