魚のあら煮そうめん
日系スーパーに行ったら、めずらしく金目鯛のあらが売ってた。
この日は金目鯛の丸魚もあったので、そちらは前日のお昼ごはんに、レモン蒸しでいただいた。
そして、こちらのあらのパックを、下ごしらえのために開けてみたら…。
なんと、二尾ぶんの頭とあらが入っている大盤振る舞いのパックで、ちょっと小躍りしちゃったです。
丸魚のほかに、切り身も売ってたので、そのあらをパックしたものなんでしょう。
わたしにとってはお宝!!
目だってキラッキラの、ピッチピチのあらがこんなに手に入るなんて!
しかも、魚の脂にアレルギーがあるのに体質的に魚をある程度は食べたほうが良いわたしでも、金目鯛は脂のノリがよいのにクセがなくて食べやすい、大好きな魚。
これを喜ばずして何に喜ぼう!!
魚料理が大好きな支配人に、どうやって食べたいか訊いたところ、「鯛そうめん」という回答が。
確かに、この量ならできますね。
本来は丸魚を煮付けて、そのお汁でそうめんをいただく「ごちそう」だけれど、あら煮でいただくのも、それはそれでコクがあって美味しいに違いない。
というわけで、あら煮をレモン蒸しと同時進行で作り、翌日のお昼ごはんにそうめんをいただいた。
あら煮の汁を椀にとって薬味とともにそうめんをいただき、身は小皿にとって食べる。
コクのある煮汁は、味がやや薄くてもじゅうぶんに美味しい。
頭も中骨もぜんぶせせって、目玉ももちろん、いただきました。
少し多めに作った煮汁はこのあと、お豆腐と舞茸とごぼうを煮付けて、最終段階へ。
ごぼうのおかげであらの臭みが全く無く、美味しい煮物になりました。