わたしが子どものころ、インスタント麺といえば袋麺だった。

共働きで、家で仕事をしながらわたしを育ててくれた母だから、時にはインスタントラーメンがお昼ごはんになることもあったわけです。
わたしが作れるようになったら、弟の分と三人前を作るのはわたしの役割に。

そのころからこうだったのか、それとも母が最初からこうしてたのかはよく覚えてないけど、わたしはキャベツをちぎったのをごま油で炒めたものにお湯を注いでラーメンを作るのです。
味はできれば、味噌。

まあ、母にしてみれば「少しでも野菜も食べさせないと」…ってことだったのかも。
仕上げにネギを刻んだのをのせます。

そんなわけで、この「悪い味」は、わたしの懐かしの味。

平素にはインスタント食品はもちろん、加工品も可能な限りとらないけれど、時々むしょうに食べたくなっちゃう。
普段には砂糖もほぼとらないし(糖質をとるならお酒でw)、たまにはいいでしょ、ってことで。

この日は、支配人とふたりで「味違い」を食べくらべてみましたw

そうそう、池川明先生もおっしゃってましたよ。
「たまには添加物をいれないと、身体が処理の仕方を忘れてしまう」って。

それをここで持ち出すのはもちろん、都合のいい言い訳だけどw

たま~に食べるインスタントラーメン。
「悪い味」だけど懐かしい。