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友人が自家菜園で作った菊芋を譲ってもらいました。

限りなく自然農に近い作り方をしているものなので、貴重品です!
土付きのままいただいて、冷蔵庫で保管していました。

菊芋は、イヌリンという成分が血糖値の急上昇をおさえてくれる…というので、有名になった野菜です。
フランスでも古式ゆかしいお野菜だそうで、じゃがいもの代わりに食べられていた時期があるため、あまりいい印象を持たれていないのだとか。

フランス語だとトピナンブール、英語だとエルサレム・アーティチョーク、またはサンチョーク、です。
ソテー、ロースト、スープ、ポタージュ、煮物…といろんな食べ方があって、きのことの相性がよい野菜でもあります。

今回、改めて調べた中でも面白かったのが「生をスライスしてそのままサラダにする」という食べ方でした。

数ミリのスライスにしたら、5分ほど水に放ってあく抜きをします。
その後は、お好みの油+お酢、そして塩胡椒で調味するだけ。

わたしはシンプルに、オリーブオイルと赤ワインビネガー、そして結晶塩で味付けしました。最後にあらびきの黒胡椒をガリガリっと。

食べてみるとポリポリした食感が面白く、「揚げてないポテトチップスみたい」とは支配人の談。
アクは多めのようですが、下ごしらえすれば苦いこともなく、食感の面白さだけが残ります。

菊芋を譲ってくれた友人も、この食べ方は知らなかったそうで、試してみるとのことでした。
お漬物にしても美味しいそうです!

いただきものの日本酒があったので、それに合わせた小つまみを。

自家製納豆にたまり醤油をサッとかけたものと、これもいただきものの明太子です。
こういうときにはお漬物や常備菜もよく使いますが、今日は豪華版。

しょっぱ辛いのをちびちびやりつつ冷酒をすする、この開放感といったら!

今回の自家製納豆はうんと粘る感じではないので、スプーンですくいながらチョコチョコと。
時折、かいわれ大根の辛みがツンっとくるのがまたいい感じです。

本当は、辛めのお味噌や美味しいお塩でも飲めちゃったりしますw

一日ほぼ一食で、お昼ごはんをメインに食べているので、夜はこんなふうに「ちょっとつまむ」感じで済ませることが多いです。

あまり忙しくないときには、お昼を作りながら日持ちのする常備菜を作ったり、お昼のおかずを少し多めに作って保存したりして、この「小つまみ」に備えています。

なにもないときは、熟成中の漬物やピクルスを冷蔵庫から引っ張り出したり、買い置きのナッツをいただいたり。

できる限り、8時前に食べ終わるようにして、翌日はお昼ごはんまで水分しかとりません(サプリメントは飲みますが)。
すると、自然に16時間くらいの半断食ができます。

このパターンになってずいぶんになりますが、すっかり慣れてしまいました。

とはいえ、どうしてもお腹がすいて、深夜にちょっとだけヨーグルトなんかを食べちゃったりもしますけどねw

かつてはレストランでしか見なかった紅芯大根、かなりレギュラー化しましたね。

わたしが通っているファーマーズ・マーケットでも、毎年たっぷりと出てくるようになりました。
Whole Foodsなどでも、よく見かけます。

外側は淡いグリーンなのに、内側は綺麗なマゼンタ。
この色合いは、盛り付けのときにいいアクセントになってくれます。千切りや薄いスライスをサラダのアクセントにしたりも素敵。

そんな中でもわたしが一番よくやるのは、ぬか漬けです。

わたしは乳酸菌発酵バッチリの、ちょっと酸っぱいぬか漬けが好きなので、紅芯大根のぬか漬けを切ると、ご覧の通りの真っピンク。
マゼンタカラー全開の色合いになります。

これは紅芯大根の色素が乳酸菌の酸味で全体に回ってできるものです。
他にも、紫大根でぬか漬けをつけると、同じ理由で綺麗な紫がかったピンクになります。

お味はさっぱり&ピリッとした紅芯大根なので、大根の糠漬けとかなり風味が似てます。
紅芯大根のほうが少しかたいので、少し薄めに切るほうが食べやすいかもしれません。

紅芯大根は美味しいお野菜だけど、スープの色が薄い鍋ものの具には、しないほうがいいかも。
このマゼンタが溶け出して、鍋もののスープがピンクになっちゃうからです。

お味には変化は出ないですが、水炊きのときなんかはちょっと驚きですw
チゲ、味噌、カレーなんかの、スープに強い色がつく味付けのときはわかりにくいのでいいかもですが。

個人的には、紅芯大根に火を入れるなら、ポタージュなんか可愛いと思います。
ビーツより淡い、綺麗な薄ピンクのスープができそうです。

お昼のサイドメニューは、サラダ。

今日はブロッコリーの茎、赤たまねぎ、ビーツ、パプリカ、人参。
ファーマーズ・マーケットに行く前日なので、はんぱ野菜をみんな使うようにして、冷蔵庫の掃除もかねてます。

野菜は片っ端からスライスして、かたいものは細く刻みます。
全体をざっくりと合わせて水気を切ったら、さて、味付けはどうしましょう。

しばし考えた結果、マヨネーズ、レモン汁、そしてオリーブオイルでコールスローっぽくすることに。

甘さを加えるのは好きじゃないので、コールスロー風のときの味付けはいつも酸っぱめです。
野菜が甘いから、それで大丈夫!

でも、なにかちょっと変化がほしいな…、ということで「おしゃれな種」の出番です。

この「おしゃれな種」はセロリシードです。
カレーに使うこともあるのですが、わたしはマヨ系のサラダのアクセントにすることが多いです。

セロリの香味と青っぽさ、そして少しの苦味が、マヨ系とよく合います。
その昔、カリフォルニアのレストランで食べたサラダで覚えてきた小技です。

そのときのサラダのドレッシングはクレーム・フレッシュを使ってありましたが、乳製品ベースのドレッシングにも合います。

はんぱ野菜のサラダも、これでアップグレード。
香り高いお昼ごはんになりました。

下ごしらえから入れると、3日がかりの豚の角煮。

1日目は下ゆで、2日目は味をつけるための煮込み、3日目に温め直してタレを作り、それでようやく「いただきます」です。

でも、時間をかけたぶん、お箸でさっくりと割れる、やわらか〜〜い角煮に仕上がります。
タレは煮汁少し煮詰めて、片栗粉でとろみを付けたものを使います。

同じ器に青物(ゆでほうれん草など)と和からしをそえれば、待っただけの価値がある豚の角煮のできあがり!

今回は、2日目の後で角煮を休ませるとき、ふと思い立って半熟玉子を容器のすき間に入れました。

要は味付け玉子ですが、この玉子は温めずに常温でいただきます。
そうすると、あったか角煮と半熟の味付け玉子という、素晴らしい組み合わせに!!

1日目は定食風にしましたが、2日目はごはんの上に直接のせて、角煮丼(半熟玉子つき)にしていただきました。タレも煮詰めただけでサラッとしたまま。
パクチーとネギを刻んだものをどさっとのせて、薬味はダブル!

台湾の魯肉飯にちょっと似てますね。
味がよ〜〜くしみて、美味しかったです。

お肉と玉子を食べきった残りのタレは、豚肉の旨味がたっぷり。
根菜の煮物のベースにしたりして使い切ります。

のばして海藻を入れて、エスニックなスープにするのもいいアイディア。
どっちにしようかな?

2020年もよろしくおねがいします。

久しぶりの更新になりました。
これからも徒然に書いていきたいと思いますので、どうぞお付き合いくださいね!

さて、スクランブルエッグです。
コーンたっぷりの、半熟の、バターの香りがするやつです。

この日はパンにのせていただきました。

この日は秋にも関わらず、ファーマーズマーケットでまだ、生コーンが売っていたのです。
名残をおしもうと買って来ましたが、やっぱりもう日差しが弱くなっているので甘みは今ひとつ。

こんなときは無理に生でいただかず、火を入れるのが一番です。
トマトも同じようにできます。

使うのは、玉子、コーン、塩胡椒、バター、グレープシードオイル…だけ!

Lodgeの小さなスキレットをじっくりとカンカンに熱くして(持ち手がさわれないくらい!)、まずは少量のグレープシードオイルを馴染ませます。
油が熱くなったら、まずはコーンから。

弱めの中火でじっくり炒めて、白っぽい色が綺麗な山吹色に変わったら、塩を少しだけふります。
そこへ、バターをひとかけ。

火を少しだけ強くして、バターが溶けたらとき玉子をジューッと一気に。
あとは好きなかたさになるまで火を通して、できあがり。

胡椒をガリガリっと挽いたらスキレットに入れたままテーブルに出して、アツアツをいただきます。
スキレットのままで出すなら、玉子のかたさは「もう少しかな?」というところで止めるとうまくいきます。

ほとんど味付けをしていませんが、バターの塩気で十分でした。
すっかり甘くなったコーンととろ〜りとした玉子は、小さくてもごちそうです。

色も可愛いですしね!

目にも嬉しい、緑色のスープ。

あなたなら、何を素材に作りますか?
ほうれん草?グリーンピース?セロリ?小松菜?

いろんな「緑」がありますよね。
レタスやキャベツを使えば薄い緑になるし、ほうれん草やグリーンピースなら濃い緑。

今回は、ブロッコリーを使いました。
花蕾はもちろん、小さな葉っぱも、茎も皮を向いてまるごとです。

緑の色を残したいので、お出汁はなしの、水とカシューナッツのミルクだけ。

ガーニッシュもシンプルに、胡椒とオリーブオイルだけにしました。

ちょっとピリッとした辛みを舌に感じるのは、アブラナ科の野菜ならでは。
抗酸化作用が強いブロッコリーはよく食べたい野菜ですが、ファーマーズ・マーケットからやってきた採れたてオーガニックのものは、特に濃い味を感じます。

アメリカでは、人参とブロッコリーを食事に出せば「いい奥さん(お母さん)」なんだって…と聞いたことがありますが…。

今日はブロッコリーだけなので、「ちょっといい奥さん」ということで!

Facebookを見ていたら、タイムラインに出てきたコールスロー。

なんだか見ているうちに、口が「コールスロー」になってしまいました。
よし、今日のお昼に作ろう!

…でも、冷蔵庫にはキャベツがない。人参もない。胡瓜もない。
かろうじて玉ねぎはある。

あれ?これではコールスローが成り立ちません。

でも、支配人から「窮地に陥ってこそアイディアで乗り切る変態料理人」と言われたわたしは、そんなことではあきらめませんっ!!

冷蔵庫の中を探しますと…。
ちょっとマヨネーズっぽいドレッシングのコールスローにしたかったので、それに合う野菜は…。

白菜です!!!
白菜を生で食べるというと抵抗がある方もいらっしゃるかもですが、白菜は生でもふつうに美味しいです。
何枚か剥がした葉っぱをキャベツみたいに細切りにして、コールスローの主役に。

人参の代わりはチョギア・ビーツ。
ピンクのシマシマの断面が可愛いビーツは、マッチ棒くらいの細切りに。

ちょっとクセのある味がほしいので、ピーマンを薄切りにして。
胡瓜の代わりは千切りのズッキーニにつとめていただきます。

出来あがりはこんな感じ。
意外にも違和感なく、懐ぶかいマヨネーズが全体をまるっとまとめてくれます。

これも立派にコールスロー。
彩りもよく、美味しく仕上がりました!

コルゲット。これは英国英語です。

アメリカでは「ズッキーニ」。
もしくは「サマースクワッシュ」。

緑のやら、黄色いのやら、丸いのやら、UFOみたいな形のやら。
最近は日本でもずいぶんと知られて来ているようです。

火を通しても美味しいのですが、韓国料理では「コリアン・ズッキーニ」と呼ばれるもの(ちょっと太めで、白斑がまじったような表皮をしています)を、胡瓜の千切りみたいにしていただいたり、チゲの具材にもします。

アメリカでも、糖質制限ダイエットの「ヌードル」として、ズッキーニを細く削り出したものが「ズッキーニ・ヌードル」として知られるようになりました。

和風なら、皮を向いて翡翠煮にしたり、ぬか漬けにしても美味しいです!

そんなズッキーニがそろそろ終わりの頃にジェイミーの本を見ていたら、ふと目についた「美しいコルゲット」という名のお料理。
旬のズッキーニを、同じく旬のチェリートマトと一緒に調理するものでした。

コク出しは少々のベーコンを使います。
たまたま全ての材料が手元にあったので作ってみました。

難しいこともなく、要はズッキーニの蒸煮です。
でもこのシンプルな、たぶんイタリア料理にルーツを持つであろう一皿、とっても美味しかったのです!

柔らかくてすぐに煮崩れてしまうズッキーニをギリギリに火入れして、ちょっとハリっとした部分が残る皮と身のトロっとした部分を同時に味わいます。
チェリートマトとベーコンのコクがよく合って、しっかりと一品で成り立っていました。

今まで、ズッキーニ料理で一番好きだったのは、これもジェイミーのレシピによるライスグラタン(そう、ズッキーニとバスマティライスをグラタンにするのです!)だったのですが、この「美しいコルゲット」はそれに劣らず、わたしの「大好きなズッキーニ料理」になりました。

また来年、ズッキーニに出会えるのが楽しみです!

ロードアイランドの漁師さんから買う、美味しいホタテ。

責任上からなのか「生で食べられるの?」と訊いても「YES」とは言ってくれません。
アメリカらしく「At your own risk.(自己責任で)」ということのようです。

でも、ここのホタテはもう、見るからにお刺身クオリティ。
くさみもなく、プリップリの身が弾けんばかりの新鮮さなんです。

なので、迷わず生でいただくことが多いです。

今日は、薄切りにして、カルパッチョに。
白ワインをお供に、晩酌のおつまみでいただくことにしました。

マーケットで買ってきたトマトと一緒にならべて、ソースは先日、作っておいた「シソのジェノベーゼソース」をオリーブオイルでゆるくしたもの。
ガーニッシュも、手元にあったシソを刻みました。

そこにレモンを添えて、キリッとした酸味を加えます。

甘くとろけるホタテの身に、シソの香り高いソースがよく合って、ときおり感じるレモンの酸味も上等。
白ワインによく合う一品でした。

さて、この「日頃めし」もこれで100本目です。
引き続きポツポツと更新していきますので、どうぞお付き合いくださいね!