かんたんなローストポテトです。

オーブンを使うので時間がちょっとかかるのですが、そのぶん、最初に仕込んでしまえばあとはメインをゆっくり作れる…という利点もあります!

オーブントースターや魚焼きグリルでもできなくはないと思いますが(最近は魚焼きグリル用の蒸し焼き器やベイクトレイもあるようですし!)、可能ならオーブンでやると美味しいです。

オーブンは200℃に予熱します。

材料は、じゃがいも・にんにく・ローズマリー・オリーブオイル・塩胡椒。

じゃがいもは皮をむいて(新じゃがならそのままでOKです)、一口大の乱切りにします。写真の量で中型が2個くらいです。水にはさらさないでください。

ニンニク1個はつぶして、ローズマリー2〜3枝は、かたい茎から葉をはずしておきます。
ドライのローズマリーを使う場合は、少し多めがいいです。

オーブンにそのまま入れられる浅い鍋やスキレットを使います。
よーくあたためたら火は弱めの中火。
オリーブオイルを入れて、油があたたまったところへ最初ににんにく。

ニンニクの香りがオイルに移ったら、じゃがいもを入れて、木べらで全体に油が回るようにコロコロしてあげます。

少し焼き目がついたら、もう一度コロコロ。
そしてローズマリーを全体にパラパラして、オーブンへそのまま入れます。

焼き加減は好みですが、20分くらいしたら様子を見て、一度、全体を返してあげます。
柄が長い大ぶりのスプーンでやるとやりやすいです。
火傷にじゅうぶん、気をつけて。

だいたい、オーブンに入れてから30分くらいで火が通るので、時間になったら竹串や鉄串をさして具合をみます。
好きな感じになったらできあがり。

もう少しかな、というときは5分くらいを目安に加減してみてください。
仕上がったら、塩(結晶塩がおすすめ)と胡椒をパラッと全体にかけてあげます。

スキレットのまま食卓に出してもいいし、メインのお肉やお魚の付け合わせにしても。
揚げたものもいいけれど、じっくりと火を通したじゃがいももなかなかです。

180℃くらいのやや低めのオーブンで1時間くらいかけて焼いたものも、美味しいですよ!

誰にでもあるだろう、なつかしの味。

子どもの頃によく食卓にでてきたもの、親戚のうちで食べさせてもらったもの、特別な日だけ食べたもの…。
外食のときの何かかもしれないし、給食で大好きだった何かかもしれない。

今回のこれは、支配人の「なつかしの味」。

休日の朝ごはんによく食べたという、玉子とベーコンを炒めたものです。
お相手はやっぱり、パン。

作ってほしいと言われて「どういうものなのか」を聞き取りしたところ、ベーコンエッグではなく、スクランブルに炒めたベーコンが入ってる、ということでした。

一般家庭の休日の朝。
子どもが食事を待っているときに作るとなったら、ベーコンを炒めて脇によけて玉子を別に火を通して…なんていうのはちょっと手間かなあ…と考えて、全部いっしょに作ることにしました。

要は、ベーコンを端っこがカリッと、でもまだ柔らかさが残るくらい(つまり「カリカリ」ではない状態)に炒めたところに、とき玉子を回し入れて全体を混ぜてしまう、ちょっと「ズボラ」な方法です。

油はベーコンから出てきたもので十分。
味付けもシンプルに塩を少しだけで、仕上がりに白胡椒をガリガリします。

玉子はトロリ感を残して、半熟をちょっと過ぎたところで。

お皿にあえてざっくりと盛ってパンを添えて出したところ、まさにこれでドンピシャだったようです。

スライスしたグルテンフリーパンにのせて食べてもいいし、そのままを楽しんでもいいし。
好きに食べることができるのも、こういうメニューのいいところ。

支配人には大満足していただけました!

こんなふうな気のおけない「おうちのごはん」は、わたしも大好きです。
支配人にとっては「今日はお休みだ〜」っていう気持ちの盛り上がりとリンクして、記憶に残ったのかも。

美味しかったです!

きれいな色の白菜。葉っぱが赤っぽい紫です。

スーパーマーケットで売っていた白っぽい黄緑の白菜の山の中に、ポンッと現れた、紫。
一瞬、赤キャベツが置いてあるのかと思ったのですが、近づいてみたら白菜でした!!

オレンジ色の白菜があるのは知ってるんですが(まだ見たことはないです)、紫とは!

色味の感じを見ると、赤玉ねぎや赤キャベツと同じ、アントシアニン系の色素のようです。
お酢(クエン酸)できれいに溶け出す、あれですね。

そういえば、カリフラワーにも紫のものがありましたっけ。
最近はこの「白・オレンジ・紫」が野菜の世界の流行りなのかもしれません。

早速、買って帰って割ってみたら、中まできれいな紫でした。

このアントシアニンは、火を通すと色が抜けてしまって茶色っぽくなってしまうので、生で食べるのが一番きれいな状態を楽しめます。

なので、わたしはこの白菜で白菜漬けをやってみました。
酸味が出るまでしっかり漬けるのが好きなので、ちょうどいいかな、と思って。

実際にできあがった白菜漬けは、青みがかったピンクの、きれいなもの。

お客様に出すタイミングがなく、わが家で食べてしまいましたが、ちょっと説明しないと、見ただけではビックリするだろうな…という色でした。

お味は普通の白菜とまったく同じです。

あれきり見かけることはないのですが、また出会ったら、ぜひ買ってみたいと思ってます。

マカロニサラダです。なんの変哲もない、ふつうのやつです。

でも、いくつかルールが決まっていて、使うマカロニはエルボー(しかも表面がザラッとしているか、表面に筋が入っているものオンリー)か、フジッリの小さいやつ。
タンパク質は薄切りのハムで(玉子はダメ)、きゅうりと玉ねぎと人参は必須。

味付けは塩胡椒とマヨネーズとお酢だけ。

今日のはその条件が完璧に満たされている、わたし的にナイスな「マカロニサラダ」です。

これ、発作的に食べたくなるんですよ!
なりませんか?ならないですかねえ??わたしは、なります!

ハワイが好きなことと関係してるんでしょうか?
かの地では、プレートランチに必ずついてくるものだから。

とはいえ、現地のはこんなに具材は多くなく、玉ねぎと人参のかけらくらい。もしくは潔く、マカロニだけをマヨネーズであえてあるのもよく遭遇します。

砂糖が入った、甘いアメリカのマヨネーズを使うので、のびたマカロニの食感も合わせると味わいは全体にぼんやりしてるんですが、添えてあるおかずが濃いことが多いので「それでいい」というか。

そのマカロニサラダと同じ皿に、スクープライス(アイスクリーム・スクープで盛り付けたごはん)がさらに添えてあるのですから、恐ろしいほどの糖質ですがね!!

でも、懐かしく思い出す味です。

作りたてじゃなくて、少し時間を置いたやつを冷蔵庫から出して、おもむろに盛り付けてスプーンで食べます。
ときどき、タバスコをかけて味変したりもします。

玉子をまぜこむのは嫌ですが、ゆで玉子を添えるのは好きです。
ときには気合いを入れて、ポテトマカロニサラダにしたりもしますが、発作的に食べたくなるのは、いつもマカロニサラダのほう。

糖質制限をやっていると、マカロニサラダは「チート食」。
他の材料はともかく、マカロニって糖質が高いからです。

とはいえ、いずれ発作が来たら、お楽しみのためにちょこっとだけ作るのも、いいかも。

中華系のマーケットでときどき見かける、生の殻付き落花生。

見つけたときは、ホクホク顔でどっさり買うことにしてます。

食べ方はいろいろ。
殻炒りしてもいいですが、わたしは一番かんたんな「ゆで」にすることが多いです。

まずは泥を落として(売っているものはほぼ落ちていますが、念の為)、お湯を沸かします。
軽く塩味をつけたいので、塩湯をつくります。

ゆでる水に対して3〜4%、1リットルで塩大さじ2くらい。
あとは水に対してその比率で塩を加えます。

お湯がわいたら、落花生をそのままザバッと入れて、ゆで時間は30分が目安。
どうしても殻が浮いてくるので、できれば落し蓋をするといいです。

30分たったら、ひとつ食べてみて、硬いようならもう少しゆでます。

ゆで上がりはザルにあけてそのまま冷まし、さわれるくらいの温度になったら、もう食べられます。

白くてポクっとした食感の実は炒った落花生とはまた違って、枝豆感覚でやみつきます!
気がつくとかなりの量を食べてしまうので、そこはどうぞお気をつけてw

冷蔵庫で保存すれば翌日までは食べられますが、長期保存はできません。
殻から出して保存すればもう少しもつかも知れません……が、やったことがないのでわからないです。

というのも、いつも美味しくて一気に食べてしまうから!

殻付きの生落花生を見つけたら、ぜひやってみてくださいね〜!

濃いピンクの周囲に、真ん中の白へのグラデーション。

このお菓子のような可愛い食べ物は、ラディッシュのぬか漬けです。
くし切りにしないで、輪切りにしてみました。

甘酢漬けやピクルスだと実の中心まで全体がピンクに染まり、それはそれで可愛いのですが、ぬか漬けを輪切りにしたこの可愛さは、格別。

ラディッシュに「す」が入ってしまっているとちょっと残念ですが、今日のはとっても綺麗です。

紅芯大根や紫大根など、色素を持っている根菜をちょっと長めにぬか漬けにすると、乳酸菌の作用でこんなふうにピンク系の色になります。

わたしはそもそも、酸っぱいものが好きなので、ぬか漬けも長めに漬けることが多いです。
フレッシュなぬか漬けもいいですが、個人的には酸味が出たのをいただくのが、大好き!

ところで、この「漬物用」みたいになっている小鉢。
これは、近所のアーティスト村のオープン・スタジオで買ったものです。

タイのセラドン焼きみたいな色と雰囲気が気に入ったのですが、作陶されたのはイタリア系の女性でした。
植物の模様がヘラのようなもので刻み込まれていて、どことなくアジアの雰囲気なのです。

なので、わが家では漬物や煮物を盛ったりして使っています。

まるで収穫祭みたいに、年に一度しかないオープン・スタジオなので、今年の秋までは新作に出会えないのですが、今から楽しみにしているイベントです。

そろそろ晩冬のファーマーズ・マーケットも終わりです。
もう少し暖かくなって、またラディッシュが買えるようになったら、この可愛いぬか漬けを作ることにします。

炒飯のお供。わが家はいつも、わかめスープです。

ベースのスープはボーンブロスだったり、昆布出汁だったり、ベジブロスだったりといろいろですが、わかめと白ごまをたっぷり入れるのがお約束。

味付けや薬味はその時の気分で。
シンプルに塩だけ、お醤油風味、はたまた酸辣湯風もありです。

基本的に具材はわかめだけですが、この日は自家製のもやしがあったので入れました。

この細〜いもやしは、レンズ豆のもやし。
自宅で発芽させたものです。

自宅で作るもやしの話は以前も書きましたが、そのときに使う緑豆よりも、このレンズ豆はもっと簡単です。

作り方は同じで、一晩浸水したものの水を切り、蓋をした鍋に入れて涼しいところにおいてやります(直射日光はNGです)。
鍋は何でもいいですが、わたしはひとり用の土鍋を使います。

あとは、1日に2回くらい(夏場なら3回ほど)ざっと全体を水で洗って、また水切りしたら鍋に戻して蓋をして…と、これを数日繰り返すと、冬場は3日ほど、夏場は早いと2日せずに根っこが出てきます。

これが「もやし」です。
好きな大きさまで育てたら冷蔵庫に移してあげて、2日くらいで食べきってください。冷蔵庫の中にいても、もやしはどんどん成長していくので、食べごろをお見逃しなく。

もやしは自分の水気で傷んでくるので、よく水を切ってから、中ザルつきのタッパーやペーパータオルを敷いた蓋付きの入れ物で保存してあげるといいです。

緑豆の場合、皮がちょっとかたいので時間があるときは全部とりますが、レンズ豆の皮は柔らかい上に細かくて取りにくいので、皮が残っていてもそのままで食べてしまうことが多いです。

今日のスープには、火を止めてから仕上げに入れました。
レンズ豆のもやしは細いのでそれだけで軽く火が通り、シャキシャキ感も楽しめます。

生のまま、サラダのトッピングにするのも美味しいですよ!
暑くなる前の今は発芽しやすく傷みにくいので、ぜひやってみてください。

出汁を入れた卵液を油多めで焼いてふんわりさせた、たまご焼きです。

あえて巻かないで、ふわふわの形のままにして仕上げます。
かつお節と小口に刻んだネギを散らして、スプーンですくっていただくのです。

というのも出汁を多めに入れているので、たまごが崩れやすいから。
食べたとき、薄い味付けの出汁を「じゅわっ」と感じてもらえるくらいに入れてます。

だし巻き卵の卵液を巻かずに焼いただけなので、たまご焼きの形をした茶碗蒸しっぽい感じとでもいえばいいのか…。

でも、具は何も入ってません。
最後にトッピングしたかつお節とネギだけ。

確か、おすましの残りの出汁を入れて作ったのが美味しくて、定番になったもののはず。

で、このふわふわたまご。
ごはんにのせて丼仕立てにすると、すご〜く幸せになれるのです。
卵大好きな友人が、うなりながら食べていたくらいw

写真の量で、卵3個くらい、お出汁(かつお昆布出汁)は1/4カップくらい入れたと思います。
味付けは基本、塩だけ。
お醤油は使わないか、薄口をほんの少し。

甘いのが嫌いなので、甘みもなし。
お酒を少しだけ使った記憶があります。

焼くときは油多めで。
お好みで、少しごま油を足しても香りよく仕上がります。

卵液を鍋に入れたら、あとはざっくり大きくかき回す程度で、好きなかたさになったらできあがり。
わたしは予熱も見て、半熟ちょっとすぎくらいで終わりにしちゃいます。

火は弱めの中火くらいで、焼き目をつけないように、強火は使いません。
仕上がりが黄色いほうが可愛いのでw

なにかほしいな、の一品に。
もちろん、卵好きさんはメインの丼でどうぞ!

メキシコを略して「メキ」です。

わたしが好きでよく食べているもので、勝手にそう名付けています。
ベースの「ごはん」は「メキシカンライス」。

「メキシカンライス」とは、トマトソースで軽く煮たごはんにパプリカパウダーなんかが絡んでいる、メキシコ料理で出てくるアレ。
ブリトーの中身にもなっていたりしますね。

そのごはんに、サルサ・フレスカ(フレッシュトマトのサルサ)をかけただけのもの。

…とはいえ、メキシカンライスもサルサ・フレスカも自家製なので、手間はそれなりにかかってます。

この日は、支配人にはローストチキンの残りでチキン・ケサディーヤを作りました。
自家製のサルサ・フレスカをたっぷりのせて食べてもらいます。

が、わたしは体調不良で食欲がいまひとつなので、さっぱりとした「メキごはん」の出番となりました。

メキシカンライスにサルサ・フレスカをのせて、パクチーとライムも添えて…。
ごはんにしみこんだサルサのうまみとライムの酸味、パクチーの香りで、どよ〜んとした体調でもスルッと入っちゃう。

たまに行くメキシコ料理屋では、メキシカンライスだけをオーダーすることができるので(本来はたぶん、サイドディッシュ的に売っているんでしょう)、わたしは「取り放題」のいろいろなサルサをかけて食べてました。

それが「メキごはん」のはじまり。

メキシコ人がこういうものを食べるのかどうかは、知らないけど…。
自分の好みの味であるのは、間違いなし!

中学3年になるくらいまでは、夏は毎年、母の実家へ行っていました。

海際なので海産物が豊富で美味しいのですが、わたしはちょっと魚アレルギーがあって、食べられるものが限られています。

そんなわたしでも、手放しで大好きなのが「ちりめんじゃこ」。
しらすも好きですが、半干しにしたちりめんは、もっと好きです。

ある夏の日のお夕飯。
わたしはどういうわけか食欲がものすごく、おひつのごはんを何度もおかわりしました。

そのうち、その日のおかずはなくなって、あるのはお味噌汁の残りとちりめんじゃこだけ。

食べすすめるうちに残ったお味噌汁もたいらげてしまい、祖母に「もうちりめんしかないよ?」と心配される始末。
でも、まだまだ止まりません。

いつものわたしは食が細い方なので、母もおどろき顔で、あわてて麦茶を注いでくれました。

ちりめんしかなくたって、そのちりめんこそが大好物のわたしは「ぜんぜん、だいじょうぶ!おいしいよ!!」と祖母に答え、おひつが空になるまで合計6杯もごはんを食べたのでした。

祖母は市場で仕事をしていたので、そのちりめんはたぶん、市場のお魚屋さんか乾物屋さんで買ってきたものだったのではないかと思います。
大きなビニールに入ったちりめんを、少しずつ小鉢に出してくれました。

銀色にキラキラ光る、小さな魚たち。
噛みしめると汐の香りとほのかな塩味。

そのままでも美味しいけれど、ちょっとだけお醤油をかけるとまた美味しい。
常温にちかくなったごはんにたっぷりのせて、パクパクと食べたのを思い出します。

食べすぎると好物を嫌いになることがあるといいますが…。
わたしは今でも、ちりめんじゃこが大好きです。

ただ、アメリカではなかなか質の良いものが手に入らないのが悩みです。
冷凍ものだと、どうしても食感が違ってしまうんですよね。

なので「ちりめんじゃこ」は、日本に帰国したときには必ず買って帰るもののひとつなのです。