わが愛しの「ほどがや千成鮨」。

ここ数年、日本からアメリカに戻る日は必ずここでランチを食べる。
最後だからと理由をつけて、おまかせで美味しいものをいっぱい出していただいて、日本酒も好きなだけ飲む。

お店は大繁盛で、一階席は入れ代わり立ち代わりで「ちょっといいお昼ごはん」を楽しむお客さんでいっぱいだし、二階席にもどんどん、人が吸い込まれていく。板さんたちも、大回転中。

にもかかわらず「ようやく帰国だよね」なんて支配人と話しながら、ゆったりした時間を過ごさせてもらえるのは、本当にありがたい限り。

そうしてわたしたちがまったりしているカウンターの中で、大将の修さんが何やら細かい仕事をされている。
この方のお仕事は本当に丁寧で、盛り付けもアイディアも繊細かつ美しい。
もちろん、美味しい!!!

そして、成田エクスプレスの時間があるので帰るという段になって、注文しておいた品々に加えて、修さんはわたしたちにお弁当をもたせてくれた。

忙しいさなかの心遣いにグッときたのはもちろんだけど、飛行機の中で到着2時間ほど前の、2回目の食事のときに開けてみて、もう一度グッときた。

中身は、お稲荷さんと細巻き2種類が入った、鮨折。

シンプルなお稲荷さんは、食べやすくふたつに切ってあり、あたたかな風合いの干瓢巻と並んでいるのは、自家製のお漬物を細切りにしたもので作ったお新香巻。
かんぴょうのやわらかな食感と、パリポリしたお漬物の食感の対比が、なんとも楽しい。

いやもう、本当にセンスのある人なのだ…。
これをサラッとやれてしまう、プロ中のプロなのだ…。

ありがたく、ゆっくりとかみしめていただいた。

でもね……。
実はね、預入荷物の中にはね、保冷剤と保冷バッグでしっかり包んだ、千成鮨の「鯖の棒鮨」と「すごく美味しい太巻き」が、入ってるのよ!!!

そう、帰宅したらその子たちと旅の完了を祝うのです。

修さん、本当にありがとうございました!
また今年も行きます!!