焼きモモふたたび

モモ、と言っても果物ではありません。チベットの餃子です。

ネパールの…と言う場合もありますが、わたしがいつも通っているお店はチベット料理のお店なので、個人的には「チベットの餃子」です。

ある日、友人が来訪のお土産に、その「通っているお店」からモモを買ってきてくれました。

その友人こそが「通っているお店」を紹介してくれた人物。
「要るなら買っていきましょうか?」と、わざわざ立ち寄ってくれたのでした。

本当は蒸したてのアツアツをいただくのが一番ですが、冷えてしまっても大丈夫。
別の、美味しい食べ方があるのです。

今日は、具体的な作り方を記します。

フライパンに油を熱して、モモをお互いがくっつかないように並べます。
火は弱めの中火、ふたをしてじっくり火を通します。

しばらくしたら、フライ返しでモモの底をチェックしてみます。
カリカリのきつね色になっていたらOK。
フライ返しで順番にひっくり返し、さらにフライ返しでフライパンにギュッと押し付けます。

ちょうど平たい円盤状になるように、モモの頭をつぶす感じで押し付けてください。
皮がちょっと破れていたりすると、中身の水分で油はねしたりしますのでご注意を。

そのまま、今度は蓋をしないで焼き続けます。
モモの頭が、底と同じようにカリッとしてきつね色になったら、できあがり。

最近はこちらで紹介したときよりよく押し付けて、少しだけ平べったくするようになりました。

モモの中身は「ニラ」「ニラ+牛ひき肉」「鶏肉」「牛肉」の4種類があるのですが、この「焼きモモ」に合うのはなんと言っても「ニラ+牛ひき肉」です!
仕上がりは、点心のニラ饅頭に近い感じ…というと、イメージが伝わりやすいでしょうか。

実は、お店でアツアツをいただくときでも必ず家に持ち帰り分を買って、翌日に作ってるのでした!
わざわざ作る価値のある、リメイクです。