下ごしらえから入れると、3日がかりの豚の角煮。

1日目は下ゆで、2日目は味をつけるための煮込み、3日目に温め直してタレを作り、それでようやく「いただきます」です。

でも、時間をかけたぶん、お箸でさっくりと割れる、やわらか〜〜い角煮に仕上がります。
タレは煮汁少し煮詰めて、片栗粉でとろみを付けたものを使います。

同じ器に青物(ゆでほうれん草など)と和からしをそえれば、待っただけの価値がある豚の角煮のできあがり!

今回は、2日目の後で角煮を休ませるとき、ふと思い立って半熟玉子を容器のすき間に入れました。

要は味付け玉子ですが、この玉子は温めずに常温でいただきます。
そうすると、あったか角煮と半熟の味付け玉子という、素晴らしい組み合わせに!!

1日目は定食風にしましたが、2日目はごはんの上に直接のせて、角煮丼(半熟玉子つき)にしていただきました。タレも煮詰めただけでサラッとしたまま。
パクチーとネギを刻んだものをどさっとのせて、薬味はダブル!

台湾の魯肉飯にちょっと似てますね。
味がよ〜〜くしみて、美味しかったです。

お肉と玉子を食べきった残りのタレは、豚肉の旨味がたっぷり。
根菜の煮物のベースにしたりして使い切ります。

のばして海藻を入れて、エスニックなスープにするのもいいアイディア。
どっちにしようかな?

2020年もよろしくおねがいします。

久しぶりの更新になりました。
これからも徒然に書いていきたいと思いますので、どうぞお付き合いくださいね!

さて、スクランブルエッグです。
コーンたっぷりの、半熟の、バターの香りがするやつです。

この日はパンにのせていただきました。

この日は秋にも関わらず、ファーマーズマーケットでまだ、生コーンが売っていたのです。
名残をおしもうと買って来ましたが、やっぱりもう日差しが弱くなっているので甘みは今ひとつ。

こんなときは無理に生でいただかず、火を入れるのが一番です。
トマトも同じようにできます。

使うのは、玉子、コーン、塩胡椒、バター、グレープシードオイル…だけ!

Lodgeの小さなスキレットをじっくりとカンカンに熱くして(持ち手がさわれないくらい!)、まずは少量のグレープシードオイルを馴染ませます。
油が熱くなったら、まずはコーンから。

弱めの中火でじっくり炒めて、白っぽい色が綺麗な山吹色に変わったら、塩を少しだけふります。
そこへ、バターをひとかけ。

火を少しだけ強くして、バターが溶けたらとき玉子をジューッと一気に。
あとは好きなかたさになるまで火を通して、できあがり。

胡椒をガリガリっと挽いたらスキレットに入れたままテーブルに出して、アツアツをいただきます。
スキレットのままで出すなら、玉子のかたさは「もう少しかな?」というところで止めるとうまくいきます。

ほとんど味付けをしていませんが、バターの塩気で十分でした。
すっかり甘くなったコーンととろ〜りとした玉子は、小さくてもごちそうです。

色も可愛いですしね!

目にも嬉しい、緑色のスープ。

あなたなら、何を素材に作りますか?
ほうれん草?グリーンピース?セロリ?小松菜?

いろんな「緑」がありますよね。
レタスやキャベツを使えば薄い緑になるし、ほうれん草やグリーンピースなら濃い緑。

今回は、ブロッコリーを使いました。
花蕾はもちろん、小さな葉っぱも、茎も皮を向いてまるごとです。

緑の色を残したいので、お出汁はなしの、水とカシューナッツのミルクだけ。

ガーニッシュもシンプルに、胡椒とオリーブオイルだけにしました。

ちょっとピリッとした辛みを舌に感じるのは、アブラナ科の野菜ならでは。
抗酸化作用が強いブロッコリーはよく食べたい野菜ですが、ファーマーズ・マーケットからやってきた採れたてオーガニックのものは、特に濃い味を感じます。

アメリカでは、人参とブロッコリーを食事に出せば「いい奥さん(お母さん)」なんだって…と聞いたことがありますが…。

今日はブロッコリーだけなので、「ちょっといい奥さん」ということで!

Facebookを見ていたら、タイムラインに出てきたコールスロー。

なんだか見ているうちに、口が「コールスロー」になってしまいました。
よし、今日のお昼に作ろう!

…でも、冷蔵庫にはキャベツがない。人参もない。胡瓜もない。
かろうじて玉ねぎはある。

あれ?これではコールスローが成り立ちません。

でも、支配人から「窮地に陥ってこそアイディアで乗り切る変態料理人」と言われたわたしは、そんなことではあきらめませんっ!!

冷蔵庫の中を探しますと…。
ちょっとマヨネーズっぽいドレッシングのコールスローにしたかったので、それに合う野菜は…。

白菜です!!!
白菜を生で食べるというと抵抗がある方もいらっしゃるかもですが、白菜は生でもふつうに美味しいです。
何枚か剥がした葉っぱをキャベツみたいに細切りにして、コールスローの主役に。

人参の代わりはチョギア・ビーツ。
ピンクのシマシマの断面が可愛いビーツは、マッチ棒くらいの細切りに。

ちょっとクセのある味がほしいので、ピーマンを薄切りにして。
胡瓜の代わりは千切りのズッキーニにつとめていただきます。

出来あがりはこんな感じ。
意外にも違和感なく、懐ぶかいマヨネーズが全体をまるっとまとめてくれます。

これも立派にコールスロー。
彩りもよく、美味しく仕上がりました!

コルゲット。これは英国英語です。

アメリカでは「ズッキーニ」。
もしくは「サマースクワッシュ」。

緑のやら、黄色いのやら、丸いのやら、UFOみたいな形のやら。
最近は日本でもずいぶんと知られて来ているようです。

火を通しても美味しいのですが、韓国料理では「コリアン・ズッキーニ」と呼ばれるもの(ちょっと太めで、白斑がまじったような表皮をしています)を、胡瓜の千切りみたいにしていただいたり、チゲの具材にもします。

アメリカでも、糖質制限ダイエットの「ヌードル」として、ズッキーニを細く削り出したものが「ズッキーニ・ヌードル」として知られるようになりました。

和風なら、皮を向いて翡翠煮にしたり、ぬか漬けにしても美味しいです!

そんなズッキーニがそろそろ終わりの頃にジェイミーの本を見ていたら、ふと目についた「美しいコルゲット」という名のお料理。
旬のズッキーニを、同じく旬のチェリートマトと一緒に調理するものでした。

コク出しは少々のベーコンを使います。
たまたま全ての材料が手元にあったので作ってみました。

難しいこともなく、要はズッキーニの蒸煮です。
でもこのシンプルな、たぶんイタリア料理にルーツを持つであろう一皿、とっても美味しかったのです!

柔らかくてすぐに煮崩れてしまうズッキーニをギリギリに火入れして、ちょっとハリっとした部分が残る皮と身のトロっとした部分を同時に味わいます。
チェリートマトとベーコンのコクがよく合って、しっかりと一品で成り立っていました。

今まで、ズッキーニ料理で一番好きだったのは、これもジェイミーのレシピによるライスグラタン(そう、ズッキーニとバスマティライスをグラタンにするのです!)だったのですが、この「美しいコルゲット」はそれに劣らず、わたしの「大好きなズッキーニ料理」になりました。

また来年、ズッキーニに出会えるのが楽しみです!

ロードアイランドの漁師さんから買う、美味しいホタテ。

責任上からなのか「生で食べられるの?」と訊いても「YES」とは言ってくれません。
アメリカらしく「At your own risk.(自己責任で)」ということのようです。

でも、ここのホタテはもう、見るからにお刺身クオリティ。
くさみもなく、プリップリの身が弾けんばかりの新鮮さなんです。

なので、迷わず生でいただくことが多いです。

今日は、薄切りにして、カルパッチョに。
白ワインをお供に、晩酌のおつまみでいただくことにしました。

マーケットで買ってきたトマトと一緒にならべて、ソースは先日、作っておいた「シソのジェノベーゼソース」をオリーブオイルでゆるくしたもの。
ガーニッシュも、手元にあったシソを刻みました。

そこにレモンを添えて、キリッとした酸味を加えます。

甘くとろけるホタテの身に、シソの香り高いソースがよく合って、ときおり感じるレモンの酸味も上等。
白ワインによく合う一品でした。

さて、この「日頃めし」もこれで100本目です。
引き続きポツポツと更新していきますので、どうぞお付き合いくださいね!

お夕飯に、残りごはんでケチャップライスを作りました。

具は、玉ねぎ、ピーマン、ちょっとだけ残っていたハムを刻んだもの。
味付けは加糖していないケチャップと塩コショウだけ。

子どもの頃からケチャップライスが大好きでよく食べていたのですが、今日のを食べながらふと思い出したのは、日本にいた頃に勤めていた会社でとっていたお弁当のことでした。

その職場では、朝に注文を取りまとめるとお昼に間に合うようにお弁当を配達してくれる、馴染みの仕出しさんが通ってきていました。
大きなビルにいくつも部署が入っていて、ときには社内会議や来客用のちょっといいお弁当を頼むこともありましたから、仕出しさんにとってもきっと大きなお仕事だったことでしょう。

わたしはいつもほぼ、お弁当を持って出勤していたのですが、ちょっとサボったりw、事情があって作れなかったりしたときに頼んでいました。

お値段も内容もいちばん釣り合っていた「日替わり弁当」を選ぶ人が多かったのですが、一応はメニューがあって、その中に「チキンライス」がありました。

そう、ケチャップごはんのチキン入りのやつです。
これはわたしの大好物!オムライスの中身がこれだったりすると最高です!!

というわけで、お給料日の直後や、なんとなく元気を出したいときなどに頼んでいたのです。

「日替わり弁当」と同じ容器に入ってくるので、蓋には「(チ)ライス(実際には◯の中にチ)」という手書きのメモがセロテープで貼ってあります。

ワクワクで蓋を開けると、そこにあったのは、ケチャップの香りがほんのりの薄赤いごはん・ミックスベジタブル・申し訳程度の鶏むね肉…という内容の、なんともチープなチキンライス。
他には「日替わり弁当」と同じ、レタスのサラダとお漬物が入ってます。

最初は予想外で驚いてしまいましたが、それでもなんだか、紙コップに入った渋いお茶をお供に、ほんのりまだ温かいそれを食べるのは悪い気分ではなかったのです。

たぶん炒めているのではなく、炊き込んであるタイプなのでしょうね。
店頭でもお弁当を売ってるらしい仕出しさんが大量に作るには、そのほうがやりやすいですから。

あの、容器いっぱいにつまったチープなチキンライスを思い出しながら、目の前の真っ赤なケチャップライスを楽しみました。

小学校の調理実習でいちばん最初に作ったものは、青菜の炒めものとゆで玉子でした。

確か小松菜を炒めた…と記憶してます。
ゆで玉子はもう、そのまんまです。

ほうれん草は下ゆでが要るし、アクがすくなくて値段もお手頃な小松菜は「はじめての調理実習」には向いてますね。

家庭科室で、その日の給食と一緒に食べる炒めものとゆで玉子。
どっちも味付けは塩だけなんですが、なんだか特別な感じで妙に嬉しかったのを覚えてます。

今は、シンプルな炒めものとはいえ、ニンニクを入れたり、生姜を入れたり…。
味付けもお醤油やらナンプラーやら…それなりに凝ったものを作りますが、総じてシンプルに作るのが好きです。

最近は細川亜衣さんの本で知った「カネコ式」で炒めるのが好きで、ニンニクをさっと炒めたら青菜をドーンと入れて、かさが半分に減るまで強火のままで動かしません。
半分になったら、ヘラで上下を返します。

全体がしんなりしたら真ん中をドーナツみたいに開けます。
そこへ調味料を入れ、焼き付けながらサッと味付けしておしまいです。塩味なら、全体にパラパラっとふって、まぜるだけ。

今日の青菜はブロッコリー・ラブ。
少しの苦味が菜の花に似ている、アブラナ科の野菜です。

実は、インドカレーのサグに使う葉っぱは、ほうれん草ではなくてこのブロッコリー・ラブ。
インド系のスーパーでも売ってるんですよ〜。

シンプルな炒めもの、上手にできると嬉しいですよね!!

胡瓜の季節が終わる前に、なんとかもうひと瓶を仕込めた柴漬け。

「柴漬け食べたい!」の気持ちに負けず、ひと瓶目を大切に食べてきたのですが…。
今年はどういうわけか、漬物の発酵がどれも上手く行って、ストックがたくさんできました。

白菜漬けは半端な残りを使ったゆえに、少しだけしか漬けられなかったのですぐなくなってしまいましたが…。

茄子の辛子漬け、ガリ、ミョウガの甘酢漬け、紅芯大根と葉っぱの塩漬け、紅生姜、ミニキャベツのザワークラウト、チリの醤油漬け、小茄子のピクルス、チェリートマトのピクルス、胡瓜のビールピクルス、胡瓜の塩漬けピクルス…そしてもちろん、発酵柴漬け。

ぬか床からのぬか漬けもほぼ毎日でき上がります。

あれもこれもと作っていたら、冷蔵庫がちょっとした「漬物まつり」になってきました。

そこで、在庫を少し減らすために、久しぶりに柴漬けをいただくことにしました。
白いごはんの上にのせて、それだけをおかずにいただくのは贅沢な気分です。

う〜ん、美味しい!!
酸っぱい漬物でごはんを食べるのが好きなので、わたしにとってはごちそうなのです。

マーケットに出る根菜は寒さからの保存のために、もう葉を落とされてしまっています。
実だけで漬ける漬物はちょっと発酵が遅いですが、冬の楽しみとしてゆっくり作ってみようと思います。

あとは、白菜漬けをもっとたっぷり作らなくちゃ!
なんでも、発酵白菜を鍋物にすると、とっても美味しんだそうですよ〜〜。

冬の味覚ですね!

手元には使い切りたいヨーグルトがあるし、無糖のケチャップもある。

玉ねぎは常備品なので、いつでもある。
じゃ、ちょっと作ってみようかな?

というわけで、こちらで見かけた、ヨーグルトで作るサウザンドレッシングを作ってみました。

玉ねぎの辛味が好きなので、わたしは粗みじんにした玉ねぎを水にさらさずにそのまま全てハンドブレンダーで混ぜてしまいます。お酢はレモンを使い、はちみつはメープルシロップを少しだけ。

ケチャップは無糖のものなので、ほぼほぼ、甘みが入ってない感じの仕上がりです。
このときはギリシャヨーグルトを使ったので、そのままだと少し粘度がありすぎて使いにくく感じて、わたしは少しだけ水を加えてのばしました。

お好みで白胡椒をアクセントにしてもいい感じです。

食べてみますと、確かにサウザンドレッシングの味。
ノンオイルなので、食べ口も軽いです。

甘みの感じが味付けのポイントかと思うので、ヨーグルトそのものの酸味も考慮して、お好みで調整する感じがいいんじゃないかと。

でも、支配人からたったひとつ、苦情がきました。

「もっとたっぷり、かけたかった」と。
あらら、半分だけ出して残りを保存したので、足りなかったのですねw

というわけで、今はレシピの分量で作ったら、全部を出してます。
保存は「冷蔵庫で3日ほど」ということなので、バンバンかけて食べきるのは、いいかもしれません。