友人から聞いたところによると、マンハッタンにはあまり四川料理の店がないんだとか。
マンハッタンに住まう華僑たちの出身地区から来ていることらしいのだけど…。
確かに、あまりみかけないかも。
でも、わたしが住んでいる州…というか、周囲には結構に四川料理の店があるのです。
今回、行ってみたのは、実はもと住んでた街だったりします。
手作りの皮を使った餃子が自慢の、家族経営のお店だそうで、日本式のラーメンやフォーも置いてあるけれど、本当に食べてほしいのは四川式の餃子…と。
それならば…と、ファーマーズ・マーケットの帰りに行ってみたのでした。
オーダーしたのは、四川式の甘辛いソースがかかった水餃子、小籠包(これも皮が手作りで自慢の品だそう)、そして四川と言えばの担担麺。
変化球の担担麺もあったのですが、まずはスタンダードなやつを。
担担麺…の文字からわかるとおり、その昔は天秤で食材や機材を担いで売り歩いたものだったそうで、熱いスープを担ぐのは難しいため、汁無しが原型…と。今も四川ではそのスタイルなのだそう。
そして灌水を使わない、白い麺が使われる…ということでした。
実際、まさにそのとおりのものが来ました!
四川式とはいえ、思ったほどには辛くなく(アメリカ向けに調整しているのかもですが)、どちらかというと、ごまソースの甘みが立ってる感じ。辛味は卓上のホットソースで調整する方式になってます。
灌水のにおいがない麺は具材との絡みもよく、気持ち良いのどごし。
麺も自家製だったりするのかな?
個人的にはもう少し辛くてもいいですが、濃すぎない味は、なかなか。
お値段もリーズナブルだし、店員さんも親切。
BYOB(Bring Your Own Beverage)でビールを持ち込めるのも嬉しいお店でした。
次回は、餃子をせめてみたいです!